活力材
文字通り、植物に活力を与える成分を含む資材が「活力材」です。
活力材はチッソ・リン酸・カリの三要素について、肥料としての規定を満たさない薄い濃度に希釈したもの、
微量要素やビタミン、アミノ酸など、三要素以外で植物の生育を活性化する成分を適量配合したものなどの総称です。
ただし、肥料とは区別され、微量の肥料成分が入っている製品もありますが、本当の意味での肥料ではありません。
そのため活力材だけで植物を健全に育てることはできません。
補助的な効果を期待するものであり、植物の好む環境(日光・水・肥料など)をきちんと整備してあげたうえで、さらなる成長を求めるときに使用します。
キトサンプラス
カニガラから抽出したキトサンと木酢液を1つに合わせた植物活力材です。
キトサンには植物成長を促進させ活性化する効果があり、植物の抵抗力を向上させます。
開花や実の成熟を促進します。
土壌に散布することにより、土の中に住む有益な微生物の活動も活発化され土壌の通気性・保水性も向上します。
【使い方】
葉にスプレーする時は1週間~10日に1度、300倍希釈。
土にかけるときは2週間に1度 100倍希釈。
鉄がないと!
植物が成長する上で必要不可欠な鉄分を補給するための液体活力材です。
植物がそのまま吸収することができる2価鉄を多く含むため、すぐに効果が表れます。
光合成能力を助け、発芽、発根がとても良くなります。
植物のストレスを和らげる効果もあるので、樹勢の弱った植物にもお使いいただけます。
【使い方】
200倍に薄めて水やりと一緒または葉にスプレー。
木酢液・竹酢液
木炭や竹炭を作る時の煙を集めて冷却、液化、生成したものです。
土壌改良、病害虫予防、動物忌避効果などの効果がありますが、やや匂いがあるので注意して使用が必要です。
微生物・菌体資材
土壌の有機物やアンモニアを分解したりする微生物や善玉菌を培養した資材。
土壌改良や悪玉菌の抑制に効果があります。
その他、さまざまな活力材を取り揃えていますので、お気軽にお問い合わせください。
活力材にも肥料のように種類があり、それぞれによって使い方が変わります。
活力材の主な3種類の使い方をご説明します。
植物エキスや動物由来の成分を主成分としています。
植物の成長や健康に自然なかたちで作用します。
微生物や有効菌のエサになる有機物を含むので間接的に土壌も改良します。
鉱物質や合成化学物質など無機物を主成分としています。
より早く直接的に植物の成長促進に作用します。
自然に存在する生物を培養したものです。植物の成長を促進、土壌の構造を改善、環境ストレスへの耐性を向上するなど様々な効果をもたらします。