Improved material

改良材

土壌改良材について

土壌改良材について

土壌改良材とは読んで字のごとく、土を改良する資材のことを言います。
どんな時に使うのかといいますと、土壌の水はけ(透水性)の悪い時、
水もち(保水性)の悪い時、土のpH調整(酸性土壌を弱酸性から中性くらいに調整)、保肥力が悪いなどの植物が育つ上で悪い状態の土壌を、良い環境にしてあげるために使われます。
土壌改良材を使うときは土の表面から最低でも20cmくらい掘り返してから使ったほうが効果があります。

主な土壌改良材

消石灰

消石灰

石灰岩をくだいて1,000~1,200℃で加熱したあと水と反応させた白い粉末及び粒状の物質。
アルカリ度が高いので土壌の酸度矯正に使われます。

苦土石灰

苦土石灰

苦土炭酸カルシウム肥料とも呼ばれます。
アルカリ分は消石灰より低いが、マグネシウムを含むので、果菜には消石灰よりも適しています。

貝化石粉末

貝化石粉末

古代に生息した貝類、ヒトデ類などが地中に埋没たい積し、風化または化石化した物を砕いた粉末。
アルカリ性で、土を中和する時に使います。消石灰よりも土にやさしく効果が長く続きます。

有機石灰

有機石灰

かきがらなどを水洗い後、粉砕し発酵乾燥させたもの。アルカリ性で、土を中和する時に使います。
(貝化石よりは低いアルカリ性)やさしく効果が長く続きます。

もみがらくん炭

もみがらくん炭

精米のときにとれる米の外側についた皮であるもみがらを400度以下の低温でいぶし、炭化させたものがもみがらくん炭となります。

保水性・通気性がよくなる効果があります。

バーミキュライト

バーミキュライト

ひる石などの雲母系鉱物を600~1,000℃で焼成したもの。
土の透水性を良くします。

泥炭

泥炭は土壌改良材として広く使用され、栽培に適した土壌を育むのに重要な役割を担っています。
植物が完全に分解されない状態で堆積した「泥炭」は、繊維質が残っていて保水性・通気性があるので、ガーデニングでは腐植土として培養土に混ぜて土壌改良などに使われます。

泥炭01
泥炭02
泥炭03

その他、さまざまな土壌改良材を取り揃えていますので、お気軽にお問い合わせください。

土壌改良材の使い方

土壌改良材の使い方​​​​​​​

土壌改良材は基本的に土に混ぜ込んで使います。
植え込みの数週間前に、土の上層と下層を入れ替えるようによく耕して混ぜておきましょう。
一気に投入するのではなく、作付けに合わせて一定量すきこんで、徐々に土質を改善していきます。
そのため、理想の土壌環境に整えるには数年ほどかかるでしょう。

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